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【2026年最新版】社会保険とは?種類・仕組み・給付内容をわかりやすく解説

その日のはなし資格の話

こんにちは、はじめです!

毎月の給料明細を見て「こんなに引かれてるの?」と思ったことはありませんか?その正体が社会保険料です。

社会保険はFPの勉強をするまで、ほとんど意識したことがありませんでした。でも内容を知ると「こんなに手厚い制度だったのか」と驚きました。知っているだけで、いざという時に使えるお金が変わります。

この記事でわかること

  • 社会保険の5種類と基本的な仕組み
  • 健康保険でもらえる給付金の種類と金額
  • 会社員と自営業の違い
  • 知らないと損する制度のポイント

社会保険とは?

保険には大きく2種類あります。

  • 民間保険:自動車保険・火災保険・生命保険など、自分で選んで加入するもの
  • 社会保険:国が運営する強制加入の保険。働いていれば自動的に加入する

社会保険は「万が一の時に国民の生活を守る」ための制度です。病気・ケガ・老後・失業・介護など、人生のあらゆるリスクをカバーしています。

社会保険の5種類

①健康保険(医療保険)

病院でかかった医療費の自己負担を原則3割に抑えてくれる保険です。残りの7割は健康保険が支払います。

年齢による自己負担割合:

  • 小学校入学前:2割負担
  • 小学生〜69歳:3割負担
  • 70〜74歳:2割負担(現役並み収入の人は3割)
  • 75歳以上:1割負担(現役並み収入の人は3割)

②介護保険

40歳以上が加入する保険で、介護が必要になった時に訪問介護や施設入所などのサービスを1〜3割の自己負担で受けられます。

③年金保険

老後の生活を支える保険です。会社員は「厚生年金」に加入し、自営業者は「国民年金」のみになります。厚生年金は国民年金に上乗せされるため、会社員の方が将来受け取れる金額が多くなります。

④労災保険

仕事中や通勤中のケガ・病気・死亡に対して補償される保険です。保険料は全額会社負担のため、従業員の自己負担はありません。

⑤雇用保険

失業した時に受け取れる「失業給付(基本手当)」や、育児・介護のために休業した時の「育児休業給付金」などが受けられます。

会社員と自営業の違い

社会保険料の負担の仕方が大きく異なります。

項目会社員自営業・フリーランス
健康保険協会けんぽ(会社と折半)国民健康保険(全額自己負担)
年金厚生年金(会社と折半)国民年金のみ(全額自己負担)
労災保険あり(会社が全額負担)なし(特別加入制度あり)
雇用保険ありなし

ポイント:会社員は保険料を会社と折半(半分ずつ)で負担するため、実質的に給料以外の恩恵を受けています。自営業は全額自己負担のため、その分だけ手取りが少なくなります。

健康保険でもらえるお金(給付の種類)

健康保険には医療費の補助だけでなく、さまざまな給付金制度があります。知らないと損する制度ばかりです。

①高額療養費制度

1か月の医療費の自己負担が一定額(約8〜9万円)を超えた分が戻ってくる制度です。収入によって上限額が変わります。

計算例(一般的な収入の場合):

医療費が100万円かかった場合
→ 3割負担で30万円
→ 高額療養費の上限(約87,430円)を超えた分が戻る
→ 実際の自己負担は約87,430円

大きな病気や手術をしても、家計が壊滅的にならないのはこの制度のおかげです。

②出産育児一時金

子どもが生まれたとき、1人につき50万円が受け取れます(2023年4月から引き上げ)。

出産費用の平均は50〜60万円程度のため、この給付で大部分がカバーされます。「出産費用が心配で子どもを持つのをためらっている」という方はぜひ知っておいてください。

③出産手当金

出産のために仕事を休んだ期間(産前42日〜産後56日)に支給されます。

支給額の目安:日給の3分の2 × 休業日数
(前年度の給料の平均 ÷ 30日 × 2/3)

おおよそ給料の約6割が3か月程度もらえるイメージです。

④傷病手当金

病気やケガで3日以上連続して仕事を休んだ場合、4日目から最長1年6か月受け取れます。

支給額:日給の3分の2(出産手当金と同じ計算方法)

長期の病気で仕事を休まざるをえない時でも、収入の6割が保障されるのは非常に心強い制度です。

⑤埋葬料

被保険者(会社員本人)や家族が亡くなった場合に5万円が支給されます。葬儀費用の一部に充てられます。

保険証を忘れた時の注意点

病院に保険証を持参しないと10割負担(全額自己負担)になります。ただし、後日保険証を持参すれば差額(7割分)が戻ってくるので安心してください。

2024年12月からはマイナ保険証に完全移行しているため、マイナンバーカードを保険証として登録しておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

Q. 社会保険料はいくら引かれますか?
A. 給与の約15〜16%が目安です(健康保険・厚生年金・雇用保険の合計)。会社が同額を負担しているため、実質的な保険料は給与の約30%にのぼります。

Q. フリーランスになったら何が変わりますか?
A. 会社の健康保険から国民健康保険に切り替わり、保険料が全額自己負担になります。また厚生年金がなくなり国民年金のみになります。独立前に必ず確認しましょう。

Q. 高額療養費制度はいつ申請すればいいですか?
A. 医療費が高額になった翌月以降に加入している健康保険組合や協会けんぽに申請します。または「限度額適用認定証」を事前に取得しておくと、窓口での支払い自体を上限額に抑えられます。

まとめ

社会保険の5種類

  1. 健康保険:医療費の3割負担(残り7割を保険が負担)
  2. 介護保険:40歳以上が加入、介護サービスを低負担で利用可能
  3. 年金保険:老後の生活を支える(会社員は厚生年金で上乗せあり)
  4. 労災保険:仕事中・通勤中の事故をカバー(保険料は会社負担)
  5. 雇用保険:失業・育休・介護休業時の給付

知らないと損する給付金

  • 高額療養費制度:月の医療費上限は約8〜9万円
  • 出産育児一時金:1人50万円
  • 出産手当金:給料の約6割 × 約3か月
  • 傷病手当金:給料の約6割 × 最長1年6か月
  • 埋葬料:5万円

社会保険は「毎月引かれる出費」ではなく「いざという時の強力な味方」です。制度を知っているだけで、受け取れるお金が大きく変わります。ぜひ自分の給与明細を見直して、毎月どんな保険に入っているか確認してみてください。